サステク

 

 

 

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サマリ

サービス提供企業:(株)クラス

 

サブスク型循環型ビジネスを運営する、株式会社クラスが提供する「CLAS BUSINESS(クラスビジネス)」は、家具や家電などを自由に借りる・返す・交換することができ、法人企業のサステナビリティ推進をサポートしている。従来の購入・所有の負担を軽減し、リペアやリファービッシュを前提とした商品提供により長期利用が可能。さらに、総務や人事のノンコア業務を削減し、サステナブルな空間づくりを支援。2023年2月の環境省実証実験では、CO2排出量36%、廃棄物38%削減が確認され、企業の環境目標達成に貢献している。

(※脱炭素・資源循環の貢献効果に関する調査結果:https://clas.style/company/news/119

 

 

 

 

 

 

CLASが実現する循環型オフィス家具サブスクの魅力

 

1.御社について教えてください。

 

私たちは 「“暮らす”を自由に、軽やかに」をビジョンに掲げ、家具や家電をはじめとする耐久消費財を、自由に借りる・返せる・交換できる循環型ビジネスを運営し、オフィス構築と不動産デベロッパーにサービス展開する法人用「CLAS BUSINESS(クラスビジネス)」を提供しています。 顧客は個人から、成長著しいスタートアップ~従業員エンゲージメントにアプローチしたい大手の法人企業まで様々で、自宅、オフィス、モデルルーム、家具付き賃貸等で使われています。 大型・高額になりがちな家具や家電は購入や所有にまつわる負担が大きく、状況や用途の変化に応じて利用するものを組み替えることが困難でした。こうした負担を軽減し、いつでも自由に最適なアイテムを利用いただくことで、個人・法人の空間的・時間的価値を向上させます。特に、借りて使って試してから購入できる、「Rent to Own」モデルは様々な規模の法人企業から好評いただいています。廃棄や棚卸といったノンコア業務からクライアントを開放し、機能的でサステナブルな空間作りを支援いたします。

 

 

2.お客様から支援をご相談された背景をお聞かせください。

 

法人のクライアント企業からよくいただく声は、 「アフターコロナの働き方(ハイブリッド)とオフィスがマッチしていない 」「一気にガラッとオフィスを変えるのではなく、その空間がアクティブに利用されているか確認しながらプロジェクトを進めたい」というものです。このようなご要望に対して、新品・サステナブル商品の家具・什器を組み合わせ、稼働率の高さを確認できたものから、クライアント様へ資産移転していくリスクフリーな形でご提案を差し上げ、大きな反響をいただいています。


 

3.貴社サービスが選ばれた決め手はどのような点だったのでしょうか?

 

どのクライアント企業も、無用な購入による廃棄は最小化していくことが社会使命である、という強い信念をお持ちです。 この声を理解しながらも、従来の売り切り型のサービスは「モノを売ること(いつかは捨てられ、CO2になる)」形でしかマネタイズポイントを作れていませんでした。 当社では、企画段階からリペア・クリーニング・パーツ交換などリファービッシュして、アイテムが長く大切に使われる前提で商品ラインナップを組み、ご提案をしています。 そうすることで、「使われなかったら、返す」「違うアプローチを、すぐに試す」という選択肢の提供を可能にしています。 ただ、エコロジーに貢献するだけでなく、クライアント企業の総務・人事・サステナビリティ担当者の立場に寄り添ったサービスであることを感謝いただくケースが多いです。

 

 

4.実際にサービスを導入した際の取り組みや活動の内容について教えて下さい。

 

当社で特に最近ご反響をいただいているサービスが、サブスクリプションの発展型である「Rent to Own」モデルの、「R2O(アールツーオー)」というご提案です。 「試して」「使って」、納得いったら「買う」という段取りで、オフィス家具・什器を提供しているサービスが、R2Oです。「使ってみて、合わなければすぐに返したい」というニーズを掴んだサブスクサービスを展開する中で、お客様から「いつかは購入金額を超えるから経済的ではない」「頻繁にオフィスの形を変えるのも億劫だ」といった鋭いご指摘をいただき、磨かれました。これにより、空間を変更した直後に初期段階で生まれた気づきや違和感を素早く検知し、家具の入れ替えやレイアウトの修正で対応し、定着したらその家具をご購入していただくことで、プロジェクトに柔軟性と経済合理性をもたらします。

 

 


 

可変性を活かす空間デザインで、自主的な生産性向上を促進

 

5.お客様にはどのような効果や変化が生まれましたか?

 

クライアントの一社である、メガバンクからスピンアウトしたフィンテック企業様とは、この取り組みに更に空間利用率や社員の生産性可視化をかけ合わせて、「出社するほうが生産的になるオフィス」の構築とバージョンアップに共に挑戦しています。


 

6.お客様からの反響はあったのでしょうか?

 

クライアント企業の従業員の方々が、「今自分はどんな仕事をしているのか」自覚的になっているように捉えています。 空間デザインの世界では90年代ではABW(働き方を10種類に分別して、業務の性質と空間のあり方を紐づける思想 )が一般化しましたが、あくまで業界の中に閉じた話だと認識しています。空間に可変性が生まれたことで「次の時間はどこで何しよう、この仕事はあの机だとやりにくいから移動しよう」など、自ら生産性を上げる動きを取りに行くようなモメンタムを肌で感じます。

 

 

 

 

サステナブルで機動的なオフィス作り

 

7.今後の更なる取り組みの願望がありましたらお聞かせください。

 

データとの掛け合わせによる、働き方の可視化とオフィスレイアウトの機動的なアップデートの提案です。また、オフィス家具をサブスクに完全シフトすることによって、クライアント企業を資産管理の負荷から完全に開放したいと思っております。オフィス家具・什器を捨てないというサステナブル思想の中だけの事業運営ではなく、イノベーションが生まれる空間を顧客の負担を軽くすることを両立するプラットフォーマーでありたいと考えています。

 

 

8.本サービス「サステク」に期待することはあるでしょうか?

 

空間のあり方を検討している企業様、不動産を早期成約したいデベロッパー・ハウスメーカー様とはぜひ各種意見交換を活発に行いたいです。

 

 

9.最後に、未来のクライアントになるお客様へメッセージをお願いします。

 

 当社とのお取引だけでも、各企業様でのサステナビリティ推進を大いにサポートできる実力があると自負しています。各社様のサステナビリティへのアプローチに我々も気づき、そしてサービスを磨く余地が大いにあると捉えておりますので、どこかに協業の余地を見出したく、気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。

 

 

 

 

<参考記事>

循環型の家具と家電のレンタル・サブスクにおける環境・社会への影響や効果の評価レポートを公開

https://clas.style/company/news/59

 

 

 

 

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