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サマリ

支援先：やえやま環境開発（株）様

サービス提供企業：（株）JOYCLE

産業廃棄物および事業系一般廃棄物の収集・運搬を行う企業が、「JOYCLE BOARD」を導入したことで、小型処理装置の導入によるコスト削減効果と環境貢献度を同時に可視化できた事例。ごみ処理問題における”廃棄コスト削減”と”環境への配慮”の両立に課題を抱えている企業が、小型処理装置の導入とリアルタイムのデータ可視化を通じて、課題解決に挑んでいる。

お話をお伺いした（株）JOYCLE代表取締役社長 小柳さん

深刻化するごみ処理問題をデータ可視化で解決！

１．御社とご支援先の企業様について教えてください。

「JOYCLE BOARD」は、廃棄物処理装置にセンサーを取り付け、その稼働状況や環境貢献度をリアルタイムで可視化するシステムです。導入企業様は、装置のコスト削減効果や処理効率の向上を一目で確認できるため、業務効率化にも繋がります。さらに、遠隔でのモニタリングが可能で、現場の負担を軽減しつつ運用管理が行えるのも強みです。今回ご支援させていただいたやえやま環境開発様は、沖縄県石垣市に拠点を持ち、産業廃棄物や事業系廃棄物の収集・運搬等の業務を通じて、沖縄のごみ処理問題に取り組まれている企業様です。

２．やえやま環境開発様から支援をご相談された背景をお聞かせください。

石垣島への観光客増加により、廃棄物処理が現行の施設や計画では追いつかなくなっているという深刻な課題をお持ちでした。廃棄物を島外に運び出すには高額なコストがかかり、島内の埋め立て処分地にも限界が迫っている状況です。さらに、小型処理装置の導入も検討されましたが、沖縄県からの許認可が必要で、廃棄物処理の有効性を証明するためのデータとモニタリングが不可欠でした。このような背景から、廃棄物処理のセンシングとデータ化のソリューションを持つ弊社にご相談を頂きました。

3．導入いただいた決め手はどのような点だったのでしょうか？

やえやま環境開発様はすでに小型処理装置を購入されていたものの、現場での使い方が定まらず、データ収集も手作業で行われていました。そこで、「JOYCLE BOARD」を導入することで、データ収集の自動化ができることが大きな決め手となりました。特に、リアルタイムで稼働状況や廃棄物処理のデータを可視化できる点は、装置の有効性を証明する上で非常に重要でした。また、課題解決に向けて並走する弊社の姿勢やサポート体制の点においてもご評価を頂きました。

４．実際にサービスを導入した際の取り組みや活動の内容について教えて下さい。

先ずは既存の小型処理装置にセンサーを取り付けてデータを取得できる状態を作り、「JOYCLE BOARD」を通じて処理の効率や稼働状況を可視化しました。また、コスト削減効果や環境貢献度をリアルタイムで確認できるようにしました。また、従来のごみを運んで燃やす場合と比較し、運ばずに資源化することでCO2削減効果を示し、ESG貢献効果についても九州大学と共同で算出して可視化しました。さらに、常時接続されたカメラを設置し、遠隔監視を可能にしました。

業務効率と環境貢献が向上！

５．お客様にはどのような効果や変化が生まれましたか？

以前は小型処理装置のデータを手作業で収集していた為にオペレーションが煩雑でしたが、 導入後は「JOYCLE BOARD」によって自動データ化でき、稼働状況が遠隔で把握できるようにもなりましたので、業務の効率化が大幅に向上しました。また、コスト削減効果や環境貢献度が一目で確認できるようにもなりました。さらに、データの可視化を通じて、離島での廃棄物処理が効果的に行えることが実証され、小型処理装置の有効性を証明することができたのは大きな収穫でした！

６．従業員の方々からの反響はあったのでしょうか？

「装置の状況を逐一確認しに行かなくて済むようになったため、人件費削減につながった」とのお声を頂きました。また、取得したデータをそのまま補助金の報告に活用できる点についても、「業務の効率化が図れて便利」と好評をいただいています。これにより、現場の負担が軽減されつつ、報告業務もスムーズに進められるようになったようです。

コスト削減効果と環境貢献度を可視化します！

７．今後の更なる取り組みの願望がありましたらお聞かせください。

今後は「JOYCLE BOARD」のデータを活用して、さらに多くの企業様に環境に配慮した廃棄物処理装置を広めていきたいと考えています。ただし、環境貢献だけでは中々導入が難しい企業様も多いと思いますので、コスト削減という面でも効果的なサポートを同時に提供することで、幅広い企業様に廃棄物処理の革新を促進していきたいです！

８．本サービス「サステク」に期待することは？

 廃棄物処理のコスト削減と環境への配慮を両立させたいと考えている企業様は多いと思いますので、そうしたニーズを持つ企業様とマッチングできる場を提供していただけることを期待しています。

９．最後に、未来のクライアントになるお客様へメッセージをお願いします。

「JOYCLE BOARD」を活用すれば、リアルタイムでデータを可視化し、効率的なオペレーションが実現可能です。廃棄物の処理コストを削減したい、あるいは資源循環に関する新しい事業を立ち上げたい等、資源循環をテーマにお悩みの方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にご相談ください！

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