サステク

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サマリ

 

支援先:某機械製造業者様

サービス提供企業:サステナブル・ラボ(株)


 

某機械製造業(従業員1,000名以上)は、サステナビリティ推進を見据えた企業価値向上を目指し、サステナブル・ラボの「TERRAST for Enterprise」を導入。導入前はCSR活動の名残が強く、サステナビリティを経営戦略に活用する方法が不明確な状態でした。しかし導入後、非財務情報の可視化や方向性の具体化が進み、社内外の対話も活性化。少ないリソースながら効率的な推進が可能となり、持続可能な経営への確かな第一歩を踏み出しました。


 

サステナブル・ラボ(株)COOの高橋さん

 

 

 

見えない課題に具体解を提示


 

1.御社とご支援先の企業様について教えてください。

 

私たち、サステナブル・ラボは、AIとビッグデータを活用した非財務データの分析を強みとする企業です。提供する『TERRAST for Enterprise』は、企業のESG/SDGs活動の可視化を支援するソリューションです。ご支援先の某機械製造業様は、従業員1,000名を超える規模ながら、サステナビリティ活動はまだCSR活動の延長線上にありました。サステナビリティ委員会の設置や、統合報告書の作成もこれからという状態でしたが、サステナビリティを経営戦略に活用したいとの強い想いをお持ちでした。


 

2.お客様から支援をご相談された背景をお聞かせください。

 

サステナビリティへの取り組みを経営戦略としてどう活用すべきかという課題がありました。東証がPBR(株価純資産倍率)の向上を求める中で、資本コストを意識しながら株価を高める経営の必要性を感じつつも、これまでCSR活動の延長線上での取り組みが中心であったため、「サステナビリティをどのようにして企業価値向上の武器とするべきか?」という課題に直面されていました。さらに、サステナビリティ経営の基盤づくりに関しても、「何から始めるべきなのか」「進むべき方向性は何なのか」といった上流部分でのお悩みを抱えており、具体的なアクションに落とし込む段階には至っていないとのことでした。クライアント様の課題感をしっかりと共有し、サステナ経営の“初期設計”にあたる部分からご一緒させていただきました。


 

3.貴社サービスが選ばれた決め手はどのような点だったのでしょうか?

 

大手コンサルタント会社に依頼する大きな予算は取りにくい一方で、質の高いアドバイザリーを求めておられました。当社の強みは、単なるソフトウェア提供に留まらず、投資家目線での戦略やKPI設計のご支援を行える点です。我々のネットワークには機関投資家も存在し、彼らが求める情報に基づいたアプローチが可能です。また、初期コストを抑えながらスムーズに導入できる点が評価されました。


 

4.実際にサービスを導入した際の取り組みや活動の内容について教えて下さい。

 

まず、非財務データの収集と整理からスタートしました。データの可視化を通じて自社の現状を把握し、サステナビリティ活動の優先順位付けを明確にしました。さらに、統合報告書の作成に向けた準備として、ESG情報の開示項目を整理し、どのように開示すれば投資家やステークホルダーに伝わるかをアドバイスさせていただきました。また、社内での理解促進を目的に、クイックリサーチ機能を活用しながら、少人数の担当者でも対応可能な仕組みを構築しました。


 

 

 

非財務情報の見える化で社内外の対話が活性化


 

5.お客様にはどのような効果や変化が生まれましたか?

 

導入後、非財務情報の可視化が進んだことで、自社のサステナビリティの立ち位置が明確化されました。例えば、「人的資本経営」を推進する方向性自体は以前から合意されていたものの、具体的にどの施策をどの水準で、どの程度の予算で実行すべきかが不透明でした。TERRAST for Enterpriseでは、人的資本関連のデータを集約し、業界平均との比較から自社の強みや弱みを定量的に把握できます。このデータに基づき、現在地を踏まえた具体的なアクションプランや目標設定が可能になり、社内ではより客観的で建設的な議論ができるようになったとお聞きしています。


 

 ESGを経営の武器に変える伴走型支援

 

6.今後の更なる取り組みの願望がありましたらお聞かせください。

 

  今後は、さらに多くの企業がESGを経営の武器として活用できるよう、より実践的な支援を充実させたいです。また、様々な企業との連携を通じて、ベストプラクティスの共有を積極的に行いたいと考えています。

 

 

7.本サービス「サステク」に期待することはあるでしょうか?

 

サステクには、サステナビリティの取り組みを進める中で「自社が何をどれくらい取り組むべきか」という課題を持つご担当者と深く対話できる場を提供していただきたいです。また、双方のニーズや期待に応えるシャープなマッチングを実現してほしいです。効率的かつ効果的な出会いの場があれば、課題解決のスピードも上がり、より良い取り組みが生まれると期待しています。


 

8.最後に、未来のクライアントになるお客様へメッセージをお願いします。


サステナビリティは、単なる義務やCSR活動ではなく、企業価値を高める大きな武器です。しかし、それを実現するには正しいデータと適切なアプローチが必要です。我々は、伴走型の支援を通じて、貴社の課題解決を全力でサポートいたします。ぜひ一度、ご相談ください!

 

 

 

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